without stepping on anyone’s toes(訳:他の人の足を踏まないように)/ ダンスと人生の微妙な関係
Dancing is moving to the music without stepping on anyone’s toes,
pretty much the same as life.– Robert Brault –
ダンスは 他の人の足を踏まないように 音楽に合わせて動くこと。
ほとんど人生と同じだ。
ロバート・ブロー
step on 踏む
step on ~で「~を踏む」という意味ですが、次にあるように特別な意味をもつ場合があります。
step on the brake 「ブレーキを踏む」
step on the gas ( Step on the accelerator. ) 「アクセルを踏む」
step on it 「急ぐ。車のアクセルを踏む」 Step on it! 「早く!」「急いで!」
step on other people 「人[他人]を踏み付けにする」
step on someone’s toesで怒りを表すことも・・(要注意!)
step on someone’s toes (feet) には、「足を踏む」という意味のほか「(人を)不快にする、怒らせる」という意味もあります。
You stepped on her toes when you met her yesterday. 「君は昨日彼女に会ったときに彼女の機嫌を損ねたんだよ。」
怒りの表現その1 angry
「私はあなたが遅刻したので怒っています。」を英訳するとき、
I’m angry with you for being late. というときは、あなたに対して怒っている。
I’m angry at your lateness. というときは、遅れたことに対して怒っている、という意味になります。
つまり、with は、「人」に対して怒っている。at は「状況」に対して怒っているという違いがあります。
怒りの表現その2 annoyed
angry よりもいらいらした感じが強いです。
I’m annoyed with you for being late.
「私はあなたが遅刻したことに怒っています(ムッとしています)。」
怒りの表現その3 upset
「心がひっくり返されて、乱されている」イメージです。
「腹を立てている」「怒っている」「悲しんでいる」「取り乱している」「がっかりした」「動揺している」「心配した」「イライラした」など、状況に応じて使い分けます。angry よりもちょっと大人気な感じになります。
Are you upset with me? 「私のこと怒ってる?」
怒りの表現その4 rage
「怒る、暴れる、激怒、大荒れ」という意味があります。今回の表現のなかで、怒り具合最強です。
アナと雪の女王の主題歌 “Let It Go” のなかに、Let the storm rage on. 「嵐よ荒れ狂うままに(嵐よ吹き荒れろ)」ってありますが、She’s raging at you. 「 彼女、君に激怒してるぜ。」とか言われたらかなり覚悟したほうがいいでしょう。
怒りの表現(番外編)be pissed off
I’m pissed off!「ムッカつくわぁ!」
かなり怒っている感じのスラングです。上品な貴方むきではないですね。
postscript
step on someone’s toes (feet) には、「足を踏む」という意味のほか「(人を)不快にする、怒らせる」という意味がある・・・だから・・・人生と同じなのでしょうか !?
私も、今までとってもたくさん足を踏んできたような・・・
I often stepped on your feet so much. Sorry. m(_ _)m
日本英会話普及協会(JEEPA) https://jeepa.jp/ で木曜日のブログを担当しています。よろしかったらこちらにも遊びにきてください。