私を生きよう (訳:live myself)/ 福山雅治の心にしみる歌
何度でも花が咲くように私を生きよう。
福山 雅治
Live myself like a flower blooms again and again.
– MASAHARU FUKUYAMA –
About ましゃ
シンガーソングライターで俳優、タレントなど、多才な福山雅治さんの「何度でも花が咲くように私を生きよう」から抜粋させていただきました。
全歌詞はこちらから
手持ちの英語で伝える、言い換えのスキルを身につけよう
「私を生きよう」は live myself と訳しました。
日本語を英語にするときに、言葉の微妙なニュアンスを自分なりに解釈したり、英語を話す人の世界観で日本語を組み立てることで自然な英文を作ることができます。
この歌詞の部分を、
「自分らしく生きよう」と解釈すれば、Live like myself.
「自分に正直に生きよう」なら、Be true to yourself.
「ありのままに生きよう」なら、Live your life.
「自分らしくいよう」なら、Be myself.
など、自分の感性にあった表現を使って英訳することも面白いですね。
自分自身に対して言う場合には myself を、相手に向かって言う場合や一般的なことをいう時には、your や yourself が使えます。
これらは、ひとつの日本語に対して色々な英訳を作ることができる例ですが、日常会話にも応用することができます。
日常の会話では自分の言いたい英単語がなかなか出てこないこと、よくありますよね。私もしょっちゅうです。そこで頭が真っ白になって外国人と会話することを避けてしまうということありませんか。「もっと単語をいっぱい覚えてから話そう」なんて思っていませんか。それではいつまでたっても会話ができるようにはなりません。
とりあえず、あなたが既に持っている知識で自分の言いたいことを伝えることを考えましょう。そのためには、日本語(自分の言いたいこと)を英語にしやすい他の日本語に言い換えて、それを英語にすればいいのです。
今、東京では5人に1人は在留外国人といわれています。その中には英語ができない方もいます。そのような人に対して日本語で何かを伝えなければならないときもありますね。そんな場合でも「日本語を分かりやすい日本語に言いかえる」ことは非常に重要なスキルですし、そのような方への思いやりでもあると思います。さらに言えば日本人同士の会話のなかでも、分かりやすく伝えることができる技術でもあります。これは日常の生活の中で特に時間をかけなくても、相手がいなくても、ちょっと気にして生活することで手に入れることができます。また、そのような習慣を持つことで、英会話中に自分の言いたい単語が出てこなくて「頭が真っ白」になるなんていうこともなくなりますよ。
実は英語力は日本語力でもあるのです。
福山雅治の「何度でも花が咲くように私を生きよう」。 うん。こう生きよう!
中高年者への応援歌ですね。
歌詞の中に、「春がきた 今年もまた新しい花が咲くのです」とあります。
桜の季節となりましたが、新型コロナウイルスの影響でお花見も自粛が求められています。
自粛は英語で self-restraint 。「自粛、自制、自主規制、克己」などとも訳されます。
restraint には、「遠慮、慎み(reserve)、節度、控え目」という意味もあります。これって日本人が一番得意とするところじゃないですか。
やりたいことがあってもお互いの安全のため、みんなが少しずつ我慢して今を乗り切る。
Stay Home !
一方、不安や恐怖心が免疫力を弱めるということも聞きます。自宅で花を鑑賞することが免疫力を高めてくれるかもしれませんね。
個人的には、睡眠をとる、バランスの取れた食事をとる、適度な運動をする、人混みを避けるなど心と体を整えることを心がけている今日この頃です。
英語を使って達成したい夢のある方も、楽しく英会話すること自体に憧れがある方も、その夢を捨てずに、自分自身を生き続けましょう!
日本英会話普及協会(JEEPA) https://jeepa.jp/ で木曜日のブログを担当しています。よろしかったらこちらにも遊びにきてください。